一方…天界の上層部側…
鬼丸の侵入を許し、特S級の警戒態勢が敷かれたかと思いきや…
どういうことでしょうか…?
鬼丸が天界の王様であるかのように、奥から堂々と出てきて…
天警達を手駒に取ってしまってますね…
乙姫の心配が的中したのでしょうか…?
え…
警備にあたっている人が鬼丸に声を掛けますが…
警備員 「卑弥呼様…身体じゅうが緑色の妖怪変化が一匹、迷い込んでいるそうですが…どのように処理を…」
鬼丸 「え…?」
「まだいるのか…特に危害や被害の報告例もでてないしなぁ…中に入れるようにしとってやってよ」
クルムの煙の術の筋斗雲が迎えにきたと思いきや…
鬼丸の心の中で、一瞬、迷いのようなものが…
それより…鬼丸が「卑弥呼…様?」
天界の奥で、なにかやったんでしょうか…?
確かに、鬼丸には、かつての卑弥呼を生んだ狒々の血筋ではあるけれども…
天界側では、卑弥呼の名の意味が持つ何かが地上とのそれとは少し意味が違うのかも…
乙姫が言ってた伯母上様…、そして、あの3人の女性たちの呼ぶ卑弥呼は、乙姫の呼ぶ叔母ではなかろうか?
一体、ここで、何かをやろうと企ててる可能性もありますね…
大混戦、必至…!
〈 つづく 〉
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