379怪 天の川を超えて…⑫ 河童らダイス!

〈 前回のマンガ 〉

パッと懐中電灯の灯りに照らされて、周りの景色に同化していた部分が目のくらむ。

一段と明るい懐中電灯の光は、夜の闇を払いのけるには十分だった。

日和は河童を逃がそうとするが、肝心の河童がすでにいない…

日和 「全く、逃げ足だけは一級品だわ…小春…」

小春 「アタイは無事よ、それより、あのバカ…どこに消えたのかしら…?」

林刑事 「紛失物とかないか調べるから、この土地の持ち主からカギを貰ってきてくれないか」

ふわっ

真田 「…?…ん?こんな時間に、つがいでもない蝶が二匹…、モンシロチョウとモンキチョウ…」

「奇妙だな…確か、黄色のはオスだけど、それほど黄色くはなかったから、メスか?」

「どっちにしろ、メスとメスが一緒に居るなんて特別珍しい…」

河童 「日和姉さ~~ん、小春~~、こんなときに冗談キツイよ…マジ、怖いんだけど…」

一体、これは…どうなっているんでしょう?

真田氏と河童の視点が同じ?

おかしいですね、どちらも同じ場所にいるのに…お互いを認識していません…

何が起きた?

 

〈 つづく 〉

 

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