345怪 末法に現れし鬼⑤ 河童らダイス!

〈 前回のマンガ 〉

ところ変わって、河童自身。

金長狸に逃げていいと言われて「抜け殻術」を覚えた河童は地中深くまで潜り込んで

どこかの洞窟に通じているのだろうか、微かな光と影を頼りに進んだ先に小さな祠があるのを発見し

この場所だと思うと、おもむろに扉を開け、中に安置されている巻物を取り出し中を読んでみた。

河童 (は…しまった見たことのない文字だけど、そもそも自分は漢字すら読めないんだった)

そのとき、遠くから、カッカッと小さく聞こえる足音に驚きはしたものの

その者の姿を見ると安堵したかのように、ため息をついた。

河童 「やっぱり、あんただったか…手の込んだ一芝居までして、なくなったと思い込ますことに成功させた…」

「じいちゃん…こっちが本物の鶴の地図だね…盗まれたものなんて本当はない・・・・・・・・・・・・・・んだけど

盗まれたからない…そうしておけば・・・・・・・・・・・・・・・・みんなの意識はここにはないって思いこませる・・・・・・・・・・・・・・ことができるからそうした」

河童の推理が「鶴の地図」の真相へと繋がり始めた…

 

〈 つづく 〉

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