時は、千年少し前…平安京ができる少し前…突如として現れた鬼の4兄弟がいたそうな……
? 「ギルダはどこだ!」
と叫びながら、ひとりの兄きょうだいの鬼が、弟のギルダとマンダを探し回っていた。
辺り一帯は、魑魅魍魎が行ったり来たりしていた時代に
なんだか、球根みたいな顔の形をしたひとつ目の…どうやら、こいつも鬼の4きょうだいのひとりの様子…
もうひとりの鬼は…これは…牙のような角の持ち主らしいですが…ギルダとマンダの兄の様子です
けったいなひとつ目の鬼が、駆けつけてきた弟の心配をよそに
ひとつ目鬼 「案ずるな…あの2人の脳みそじゃ足らんよ、アレがもうじき目覚める…」
と、部屋の奥に隠れているアメジストの石の中に、トカゲなのかウーパールーパーなのか分からない生物が蠢いている…
それにしても、けったいな目つきでケタケタと笑いながら、生まれ出るのを今か今かと待ち望んでいるかのような表情でひとつ目を見つめていた
時間を再生する? 古代魔法?
なんの話しをしているのか分からないけど朝廷側の人間の命を守る代わりに死体を用意するから、黒の粉の力を試そうとすると…
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