現帝に奇襲をかけて、ケガを負わせた鬼丸…
流れ落ちる血を見て…
鬼丸 「やっぱりな…不意打ちに驚いて心乱れたろう…ずっとある鬼の存在を気にしていた…」
「災厄の鬼…ギルダ…あんたは、もしかしてあのとき殺されたはずの…と心の中では気が気でなかった」
現帝 「私にケガを…ええい、みなまで喋るな!」
「小鬼…風情が…武孫に殺されたんじゃなかったんだな…」
鬼丸 「そういう不安は、当たるんだよ…不安になればなるほど現実化する!」
現帝 「一体どうやって、こんな時代まで生き延びた?」
「どうやって、天のカーテンの中に入ってこられた!」
戸惑う現帝…災厄が…目の前にいると勘違いしている様子…
しかし、すべての大きな妖気を弾き飛ばす天のカーテンの中に
すでにいた。
妖気を抑え込んでいたのか…
しかも、天守玉を破壊され、天のカーテンの機能がなくなってしまった…
こいつ、鬼丸がギルダなのか…
それとも、別の何かの大きな力をも感じる…
まさか、災厄の時間?
クルクルと、あちらこちらで、災厄へのカウントダウンが始まっているのだろうか…?
あれ…? あいつの額にあるのは…?
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