突如…現れたUFO… 突如…? 突然…? いやいや… 乙姫 「太郎…すっごい…おっきかったなぁ…母艦クラスだよ…」 河童 (ボーゼーーーン……) 河童 「え…いや…あれ、さっきのUFOに似てなかった?」 乙姫 「ウーラの民の母艦やね…それにこの時点じゃ、アイツラもなんもしてへんから手出しできひんねな…」 河童 「え…というか、日常的にあんなのが行き来してんの?」 乙姫 「ああ…地上人じゃわかりにくいか…」 「なんて、説明したらええねん…うーーんと、空、見るやろ…空ぁ…日常的に」 河童 「うーーん、どうだろ…あまり見ないかも…」 ふたりのコントのような会話が続いていく中で、河童は、天界の状態がどういう風になっているのか 気が気で仕方ない様子みたいですね… 乙姫 「ええねん、とにかく空をーーーこう、眺めるやろ?」 河童 「どんなふうに?ボケっと?」 乙姫 「見ろやぁ、空くらい…ぼけけでも、ゲゲゲでもええから。」 河童 「いや、ゲゲゲって、驚く感じやろ?どんな表現?」 乙姫 「ちがわい、とにかく太郎の…(ごくり)…そのひと…その目に空を映しはって…」 乙姫が太郎の瞳の中をグイっと覗き込むと…(注意、河童) 黒くはあるものの無邪気なエメラルドグリーンの瞳に、ドキッとしつつも、説明を続けようとする… 河童 「……ん、?」 「もしかして…飛行機…みたいな存在なの?」 乙姫 「………ん…なんや、ヒコーキって?」 河童 「……いや、もうええわ…因みに…今のこの島よりデカくなかっぱか…?」 河童が空を飛ぶという共通のものではあるものの理解の域を超えていることに気がつき 文化も文明も違う異国というより、まったくの別世界に触れていことを悟った 乙姫 「え…母艦はね…あれで、多分、ミドルサイズタイプだよ」 乙姫がASSの話しに会話を戻したく、まだ、大きいサイズのUFOたるものがあるのを教えようとしてきて 自分たちも故郷の星へ還るときは、大きな船艦に乗って、一度は宇宙の星々を見て回りたい夢を語り始めた 河童 「現実に、還ってこいや」 とか言いながらも、自分の身に起きていること自体が、現実のリアルな体験であることを忘れているようです ※ ボケを連発している二人組の末路 ↓
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