遠い昔の淡い恋物語……焙烙売りの男は、湖で娘たちが水浴びをしているところに出くわして
湖畔の松の枝に、目にも止まるほど美しい着物があり、男はこの着物がどうしても欲しくなり…
普通に犯罪やん。
ヤバいやつやんけ。
これは、日本に伝わっている昔話のひとつである「たなばたさま」のお話しです。
七夕様に出てくる天女は、日本の民間伝承「棚機津女(たなばたつめ)」が取り上げられることが多いですね。
また、「たなばたさま」のお話しは、日本だけに限らず、中国やローマでも、牽牛と織女として星にまつわるお話しとして描かれています。
日本版 ロミオとジュリエット
とでも、言うのでしょうか?
それも、日和さん、七夕の日に起こる何かを利用としていますが、織姫の跡をつけようなどとは思っていないでしょうか?
それはそれで、千住太郎狸の昔話しに変わってしまい、小春が気を悪くしてしまい
どうやら、昔、ふたりのあいだに何かあった様子…
小春の男嫌いや千住太郎が苦手という意識もこのころよりできてしまったのかもしれません。
それにしても…乙女と恋は…なんたらと言いますが、日和って、無茶苦茶、色恋沙汰の噂話好きなのかも…
自覚症状がないとしたら、これは…相当、意地悪な性格ですね…
コメントを残す コメントをキャンセル