鬼丸の手をしっかりを繋いでいた手を自ら手放した虎之助 身を切るかのような選択… 自分は、鬼丸の育ての親でありつつ、鬼丸からは、兄貴と呼ばれている関係のままでよかったのだ 兄として、鬼丸を育ててきたのだと… しかし、心の中のどこかに、自分が再び歴史に関わりなおしてしまうことで新たな疑問が出ていたのも事実… 黒炎丸の身体を乗っ取った「ババア」と呼ばれている何者かに、その事実が語られる… 「鬼丸の実父…源虎之助」 その口から語られた姓に驚愕する虎之助… 虎之助 「なぜ、貴様が私の祖の姓まで知っているんだ…」 しかし、意を決した虎之助が持ち出したのは… 遠い未来、鬼丸が起こすであろう災害時に用意されていた 生物である限り、すべての生物が古代から体内に共通してもつ細胞を修復するソマッチドという物質を 磁力を利用して破壊し、壊死させる小型の爆弾… な、なんか、とんでもないものまで、持っていますね、虎之助は…
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