千住太郎狸

六右衛門狸の息子。

狸合戦の折には、讃岐の国を統率している太三郎狸の門下に入っており、戦闘に加勢するために急遽、阿波へと戻ってきたものの、江川の河童に怪我を負わし、怪我口から出てきた鬼のギルダに乗っ取られた金長狸に父親を殺されたことで、河童を恨んでいた。

その後、太三郎狸の下で修業に励むが、闇の禁術に手を出してしまい禁術の神の闘気「六羅紗氣」をついに会得してしまう。

藤太郎狸と同じく、父より教わった六幻式の土遁を操る戦士へと育ったが、今回の大戦においては、ふくろ貉の8tにより、妖力を食べられ無力化されてしまったものの、神の闘気を持つ妖怪はこの世にひとつとていないため、今後の物語に期待したい有力候補でもある。